家づくりの考え方

家づくりの考え方

気持ちが良く、居心地の良い空間

住む人が自然体でリラックスして過ごせる居場所

愛着を持って暮らせる家をつくりたいと考えています

<プランニング>

ご要望を整理しながら、土地の条件・特性を活かしたプランを組み立てます。
また、風通しを意識し、どのように効果的な光を取り入れるかを十分に吟味します。
風が通り、心地よい光が入る、そしてその土地の特性を最大限引き出すような提案を心掛けています。

<構造>

構造はプランニングの段階で十分な耐震性を確保できるように検討しています。
その上で、実施設計の段階で構造の専門家に構造設計を依頼しています。

<断熱>

断熱仕様に関しては建物の構造・形状・ご予算などを加味して適切な仕様を決定しています。
実際の断熱性能は、設計も大切ですが、断熱工事が確実に施工されているかを設計者が現場監理することが非常に重要です。
現場では、断熱工事が完了した段階で事務所検査を実施しています。

<空調計画>

プランニング・ご予算に合わせてご提案しています。
例えば床暖房であれば、温水式・電気式・蓄熱式などがあり、それぞれの家で熱効率がよく快適に過ごせるよう適切な方式を検討して提案しています。

<照明計画>

照明計画次第で空間の雰囲気は大きく変わるものです。
演出の仕方や明るさなどを良く検討した上で照明計画の提案をしています。
また、コンセントやスイッチも日常生活の中で使いやすいよう種類や位置を検討して決めています。

<素材>

床は基本的に自然オイル塗装の無垢フローリングを提案しています。
床は人間の体が常に接している唯一の部分です。
無垢フローリングは足ざわりが良く、気持ち良く過ごすことが出来ます。

内壁は出来るだけ左官仕上げを勧めています。
理由は調湿性等もありますが、柔らかな質感はクロスやペンキ仕上げとは全く異った魅力があります。
(個室などはご予算に応じてクロス仕上げにするケースが多いです。)

外壁の素材はお客様の好み、見栄え、建物の形状、軒の出、立地条件(湿気、騒音)、コスト等によって一番良いと思われる素材を提案しています。
今まで、リシン掻き落し、リシン吹付け、漆喰、ガルバリウム鋼板、杉板、RC打ち放し等で仕上げてきました。

<キッチン>

現在、独立型のキッチンの提案というのはほとんど無くなり、食堂や居間とつながった形態が多くなっています。
毎日の食事を作る場であり、食堂や居間からも見える場所ということで、機能性とデザイン性の両方を満たすよう十分に検討が必要な場所だと考えています。

対面キッチンの際に良く採用する手法ですが、機能性とコストに優れたメーカーのシステムキッチンを使いながら、食堂側に内装と合わせた制作の収納家具を取り付けることで、コストを抑えながら使い勝手とデザイン性を兼ね備えたセミオーダーのキッチンをつくることが出来ます。(袖ヶ浦の家大曽根の家みどりのの家印西の家浅草の家

メーカーのシステムキッチンではなく、フルオーダーのキッチンももちろん可能です。お客様のご要望に合わせてこちらで図面を作成して、制作する厨房です。シンプルに造ることででコストを抑えながら制作することも出来ます。(海神の家西船の家方円汎居

<コスト>

設計事務所が検討し、打ち合わせを重ねながら決定していく内容はざっと書いただけでも上記のような多岐にわたる内容です。
また、これらの内容をご予算に合うように調整しながら進めていくことも重要な仕事です。
全体のバランスを考えながら、コストパフォーマンスの高い提案を心掛けています。