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期間限定で開催されていた、自由学園明日館講堂耐震補強対策工事の現場見学会に参加してきました。
自由学園は中央棟、西教室棟がフランク・ロイド・ライトの設計、東教室棟と今回見学できる講堂はライトの元で働いていた遠藤新による設計。
昭和2年完成の木造の建物です。
今回は屋根、壁、床の仕上げを解体した骨組み状態の見学。
解体して構造を把握してから、耐震補強の対策を検討して、耐震補強+復元工事を行うようです。
写真ではお見せできませんが、構造はいたってシンプル。
使っている構造材も外国の規格品での構成で、造作材もラワンだったりとコストの掛からないようなつくり方をしているのが意外でした。
改修は文化財建造物保存技術協会による設計監理で、協会の担当の方に案内して頂いたのですが説明も分かり易く、話し上手な方だったので大分楽しむことが出来ました。